「いただきます!」
その一言には、“命をいただく”という深い意味があります。
一皿が出来上がるまでには、たくさんの命と、たくさんの人の手が関わっています。
畑を耕し、草を刈り、暑い日も寒い日も水をあげて野菜を育てる人。大海を自由に泳ぐ魚を追いかける漁師さん。
自然と向き合い、山を駆ける猪や鹿と共に生きるマタギさん。そうした一人ひとりの想いが、食材の中に息づいています。
私たち料理人は、その命をお預かりし、生産者さんの祈りや自然の恵みを、お皿の上でひとつの“物語”にする役目があります。
余分なものを加えず、素材そのものがもつ力を生かした料理を通して、「自然のままの美味しさ」と「命のありがたさ」をお伝えできたら――
それが、私にとって何よりの喜びです。どうぞ、この一皿に込めた想いを、ゆっくりと味わってください。
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